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検査科より

日本人の3大死因をご存知ですか?

平成27年の厚生労働省の統計によれば

  • 第1位 悪性新生物(がん)
  • 第2位 心疾患
  • 第3位 脳血管疾患

 

上記、日本人の死亡原因のうち第2位と第3位は血管が原因でおこる病気です。

近年の医療技術の進歩により「心疾患」、「脳血管疾患」ともに死亡率は減少傾向です。特に「脳血管疾患」の死亡率は、「悪性新生物」、「心疾患」に比べて著しく低下しています。しかし、「脳血管疾患」は寝たきりなどの要介護状態となる疾患としても知られています。 平成22年国民生活基礎調査によれば、要介護状態の原因の21.5%が脳血管疾患によるものでした。

これらの疾患を予防するためには高血糖、脂質異常、高血圧などの動脈硬化の危険因子が蓄積した状態である「メタボリックシンドローム」になっていないかを測り知ることが重要です。

特定健康診査(特定健診)を受けることにより、この「メタボリックシンドローム」の状態を知ることができます。

寝たきりなどの要介護状態を予防するためにも
進んで特定健診を受けましょう!

 

また、当院ではこの「血管の状態」を知る検査も行っています。詳しくは医師、看護師、検査科までお問い合わせください。

(検査科科長 高橋春彦)

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